栃木県 二宮町 せんだん幼稚園 理事長コラム

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2001/5月

 新入園児の子供達が入園して3週間(今4/26)がたちました。園での生活はどの子たちにとっても初体験で当初は不安で一杯の心境であったことでしょう。慣れの早い遅いの個人差はありますが、全体としてほとんどの子たちが園での生活に馴染んできています。どうぞご安心下さい。

 魚には水、当園ならではの教育環境
 当園では新入園児の子たちが園での生活に早く慣れ、一刻も早く充実した環境の下で、のびのびと生活できるよう、全力を上げて取り組みます。
 子どもは自らが成長する為に、自分自身の成長を促してくれるような環境・刺激を本性的に求めています。その一つの解答が現在当園で実践しているところの知・情・体バランスの総合幼児教育です。良い環境・刺激を積極的に与え続ける熱意と時間が子供達を園にも早く馴染ませ、成長へと導くのです。

 当園と他園では何がちがうのか
 他のほとんどの幼稚園ではこの4月はならしと称し午前保育でただの登園、降園で終始しています。活動らしい活動はなく、5月の連休開けからぼちぼち、というところでしょうか。これでは、大切な成長の時期の1ケ月が空しく終わってしまいます。(それでも保育料は同じ!?)
 当園では、入園式の翌日から朝の体操をし、部屋の中では日課活動を行いました。翌週からは在園児とともに、体育ローテーション、日課活動、プリント遊び、昼食が始まりました。園に慣れない内から、大丈夫なのかしら?と心配されるかもしれませんね。心配は無用です。初めに活動ありき、の環境構成は子供達にとってはむしろ新鮮であり、刺激的であり、何より退屈でなく、楽しいようです。他の園では入園式がやっと行われている時期、当園の新入園児たちは皆イスに座り、楽しくプリント遊び(おえかき、と子供達は言っています)等をやっていました。昼食も皆と一緒に食べ、結果、園に早く慣れています。育ちに差がつくのは当然と言えましょう。

 幼児期に育てなければならない「秩序感覚」
 自由放任、好き勝手で育てられた子は集団生活のルールになじめず、小学校以降での
学級崩壊の元になる恐れがあります。幼児期には、人間の生活には一定の秩序、ルールがある、ということが、感覚的に分かる子に育てる必要があります。その為には、規則正しい生活習慣が基本です。決められた時間に起き、食事をとり、寝る、というリズムが実はとても大切です。「好きなときに好きなようにさせる。それが良い」と論じた本があり、それを鵜呑みにしてしまう方がいるようですが、よくよく注意が必要です。仏教の中にはそのような教えはありません。
 園では集団の生活の中で、ルールがあることに気づき、それを守ろうとする態度、感覚「秩序感覚」を養うことが大切と考えています。その為には保護者の皆様との連携(家庭での生活習慣、リズム)が望まれますので何卒ご協力下さい。

(入園当初‾現在の子供達のありのままの様子をビデオ収録し、5/15(火)午後1:30よりホールで上映予定(45分)です。是非見に来て下さい)

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