栃木県 二宮町 せんだん幼稚園 理事長コラム

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コラム03/11

              錦秋の候、こどもたちの心も色づく

 運動会、さらに二宮町音楽会やダイワハウス30周年記念イベントでの発表も無事終了し、秋が深まりゆく中、落ち着いた雰囲気を園内に感じる今日このごろです。上記行事では、休日の引率等、特段のご理解とご協力を頂きました保護者の皆様方に改めて御礼を申し上げます。
 成長のステップを一段一段確実に登っていくこどもたち、その発表での真剣な様子をビデオに撮りながら感無量なものを感じました。こころを一つにして力を合わせることの素晴らしさ、こつこつと地道に練習を積み重ねることの大事さ、私たち大人もかなわない(?!)素晴らしい小さな生命の輝きにこころから拍手を送りたいと思います。
 努力無くして成長なし
 「原因と結果の法則」という本がベストセラーになっている。内容は仏教で言うところの因果の理法と通じるもので、様々な問題に直面している現代人にとって極めて重要な示唆に富んでいて注目ものだ。その要旨は「こころの想い(原因)が環境(結果)に現れる」というもので、宇宙真理の一面を端的に解説され、頷くことが多い。「天は自ら助くるものを助く」ということばにもあるように、正しい努力をしないものは、天から本当の成功や富を与えられるに値しない、ということは真実であろう。子育てに照らし合わせてみると「成長への想いと行動」が重要、ということになる。自分の子を能力の低いバカな存在と見、ほったらかしにしてしまってはオシマイだ。逆に素晴らしい素質、可能性をもった存在と見、未来に向けて親、子ともども正しい努力を積み重ねていく(原因)ことが重要であろう。良い想いが良い行動につながり良い結果を生むのである。(逆も真理)
 心配される二極化
 ゆとり教育の名の下に実施されている現行の学習指導要領について、現場の先生方がどのように見ているかのアンケート結果が新聞紙上に掲載された。小学校の先生の実に7割以上、中学校の先生の8割以上の方が学力の低下・できる子とできない子の二極化が進むと心配している。今後学区制の廃止の流れもあり、学校間の格差も大きくなることが予想される。現に良い教育環境を求めて県央や都内へ引っ越される方もいると聞く。そのような中で当地域の子たちが取り残されないか、やや心配にもなる。ここは、学校は最低限の学習内容と心得、学校だけに任せるのではなく、保護者も自己責任で教育にあたる心構えが必要であろう。
 小学校低学年時の成績が下位のものは学習への意欲が乏しく、中学校までそのままいってしまう可能性が高い。二極化の波に潰されぬよう、特に低学年時の成績には注意が必要だ。当園では、入学後、しっかりと上位に就けるよう、基礎を培っていきたいと思う。