栃木県 二宮町 せんだん幼稚園 理事長コラム

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 新年度スタート
 平成17年度がスタートしました。入園、進級おめでとうございます。
当園では、将来を見据えての子供達の健やかな成長を願い、教育環境をさらに磨き、大切なお子さまを育成してまいる所存です。職員一同、頑張ってまいりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
 併せて、子供の育ちの環境は園と家庭と社会の三者によるものです。中でも幼稚園と保護者の皆様方は育ちの環境の要= 両輪と言えます。ともに手を携えてまいりましょう。
 新年度の当初は園生活のリズム付けの時です。
■充分な睡眠と朝食をとる■遅刻をしない■(病気でない限り)園を休まない
以上の3点は大切なポイントになりますので、ご協力をお願いいたします。

お経に学ぶ/「妙法蓮華経観世音菩薩普門品」・・こころのパワー
 いわゆる「観音経」と言われているこのお経は大乗仏教(菩薩を対象とした教え)の頂点と言われている妙法蓮華経シリーズの中でも特に有名なものです。お経とは悟りを開かれた仏陀の教えを後世の人がまとめ、記述したものです。
では、そこに何が説かれているのでしょうか? 
 それは、実に驚くべき内容のもので、観世音菩薩の最強・最勝の[こころのパワー]について様々な比喩をもって述べられています。たとえば、観世音菩薩の[こころのパワー]を念じると、あらゆる災難・災厄がたちどころに消え失せてしまうと言うのです。(そんなこと、あり得ない・・)と思われるかもしれませんね。実に神秘的な内容です。
 実は、[こころのパワー]を念じる(念彼観音力)、とは、言い換えると自分の「こころ」が観世音菩薩の深い愛と慈悲に満ちた清らかで穏やかな「こころ」になりきる、ということのようです。いわば、自分自身がそのまま観世音菩薩になりきることになります。そう考えると、この[こころのパワー]を念じるとは容易なことではなく、正しく(そんなこと、あり得ない・・)となるかもしれませんね。でも、わざわざこのような教えが説かれ、現在の世に伝わってきていることには深い意味があるのだと思います。思うに、全ての人のこころの中には、観世音菩薩のこころに通じるいわばインターネット上のリンクとも言えるような[点]があるのではないでしょうか? でも迷いや煩悩という階層の奥深くに隠れていて、見つからないだけかもしれません。
 観世音菩薩のこころになりきれなくても、一歩でも二歩でも近づくことは可能でしょう。そして、自分の「こころ」が変われば周りもそれに影響されて変わるものだと思います。