栃木県 二宮町 せんだん幼稚園 理事長コラム

戻る

 二学期のメインイベント、運動会、さらに二宮町音楽会での発表も無事終了し、秋が深まりゆく中、落ち着きとともに、さらなる活気を園内に感じる今日このごろです。子供達の様子にはこれまでの行事をこなした自信とさらなる活動への期待やチャレンジ心がみなぎってきているようです。正に実りの秋爛漫ですね。これからもたくさんのことを経験し、たくましく育っていってほしいと願っています。

 ■精進努力
 こどもたちは運動会などの行事に向けての練習なでど、日々努力精進を重ねることの楽しさ、充実感、そして本番での達成感などをしっかりと味わってきています。これらを味わう体験が将来、自身の未来を自ら切り開いていく力(=生きる力)の根っこになります。当園は幼児だからと中途半端でその期間だけの練習ごっこでお茶を濁し、テキトーな発表をする、ということはしません。中途半端な経験は中途半端な人間をつくると思います。やるからには年齢に応じて無理なくできるよう、しっかりとしたプランニングの下、先生もこども達も一所懸命に目標に向かって歩みきることが大切です。何事もいいかげんな気持ちではダメ、いきなりでは無理、進む楽しさを忘れずに日々粛々と努力していくことが大切です。
二宮尊徳翁曰く 「小を積んで大を為す」は大成の要諦です。

 ■小さなきまりを守る
 どんな社会にも、いろいろなきまり、ルールがあります。家庭にも幼稚園にも社会にもです。これらは皆がお互いに気持ちよく生活していく上で必要なものだから、ある訳です。さらに言うと、
幼稚園や学校などではこの「きまりを守る」という社会的な素養を育てるためにわざわざ設けているきまりもあります。たとえば、制服での通園、指定体操服の着用などです。機能性、実用性や個人的趣向という点から見れば、これらは必ずしも必然なものではないでしょう。園の制服よりデザインが良かったり、安くて機能性に優れた服はいくらでもあります。しかし、たとえ必然でなくとも特定の場(社会の中)では個人的自由は制限される、という経験を積むことは「ルールを守ろうとする態度」を育てる上で必要な体験です。小さなきまりは無視してもOK、というぬるい雰囲気の中で育つと、規範意識が育たず、いつか大きなルール違反(犯罪)へと踏み込みかねないです。きまりを守ることの大切さ、気持ちよさを子どもたちに伝えるのは私たち大人の役割です。くれぐれも大人の勝手な判断でわが子に小さなルール違反をさせてないか、注意したいものですね。