栃木県 二宮町 せんだん幼稚園 理事長コラム

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子どもにできることは子どもにさせよう
 中学校や高校などでの[いじめと自殺]の問題が世を賑わしています。皆様はどんなことを感じますか? 私が感じることは、今の学校教育の限界です。[学校]って[人]を育てる所なのに、そこが人を傷つけ自殺に追い込む場になっている・・・何てことでしょう(!?)。これは学校の本分とでも言うべきものがずれてしまっている、本来そこで行われるべき肝心なことがしっかりと行われていないからです。それは徹底した[人格教育]です。これは学校の先生側に責任があるのではなく、現在の公教育のあり方を規定した国のしくみ(法律)に原因があります。
 折しも、今回、教育基本法というそのきまりが変わろうとしています。これに反対する勢力の方も騒いでいますが、それは昨今の[いじめと自殺]の教育現場を肯定することではないでしょうか(?)。公教育の基本軸の修正を期待する者です。
 さて、教育のさらなるベースは家庭教育にあります。しかし、世を見回すと車の窓から平気でゴミを投げ捨てたり、幼子を車中にほったらかしにしてパチンコに興ずるといった最下層レベルの親が沢山います。このような親に育てられる子は不幸です。いくら教育基本法を改正しても学校現場ではお手上げでしょう。
 懸命な保護者の皆様は大切な家庭教育のレベルを少しでも上げていきましょう(!)。そこでこの際、ご家庭においても「○○家教育基本法」なるものを制定されてはいかがでしょうか? 家庭において子の養育に当たられる父母、そして祖父母の間での考え方が違うと家庭での教育(=しつけ)は思うようにいきません。同居者全員で教育方針を確認しあうといいのです。
 たとえば
 1,食事の前と後には「いただきます」「ごちそうさま」を言う。
 2,自分で使用した食器は自分で片づける。などです。
さらに今回「子どもにできることは子どもにさせよう=自分でできることは自分でする」ということを提案させていただきます。
非行に走ってしまった子どもたちの育ちの過程での生活環境を調べてみると、もっとも多かったのが親の「溺愛」「甘やかし」だったそうです。さらに悪いことに、幼児期に甘やかされた子は、その後の更正がなかなかできないらしいですね。悪い意味で「三つ子の魂百まで」ということでしょうか。つまりは不幸(非行)の火種は幼児期にはじまると認識し、心しておく必要があります。幼児期には怠慢・わがままを助長する「甘やかし」を排除することが大切なポイントです。言い換えると、「子どもにできることは子どもにさせる!」これに尽きます。
 着替え、片付け、自分で食べるetc・・・・。これらを親が手を出してしまうと、子どもたちが自立できなくなります。