栃木県 二宮町 せんだん幼稚園 理事長コラム

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 過度の期待は・・・
 奈良県の高校一年生が自分の家に放火し、母子3人を焼死させるという痛ましい事件が発生しました。親であれば誰でも自分の子には期待をかけるものです。
期待をすること自体は夢を描くことであり、それに向かって親子がともに手を携えていくならば誠に良い事でしょう。しかし、それも限度というものがある、ということです。度を過ぎた期待は肝心の親子の信頼関係を崩壊させてしまう、ということを当事件は如実に示しています。何事でも課題に望む場合、実力以上に期待されるのはプレッシャーです。努力ではなく結果が全て、という価値観がその根底には臭います。これが心の荒みに拍車をかける・・・。
 風船に注入するガスが多すぎては舞い上がる前に破裂してしまいます。弦を張りすぎては音色を奏でる前に切れてしまいます。
●結果に対する期待は程々に注入しよう!!。
●どれだけ努力しているか、という一点のみ最大限に評価してあげよう!!。
●結果が思わしくなかった時、怒るのではなく、共に原因を考え、励ましてあげ よう!!。・・・ではないですか!!

「保育参観」で見るべきものは?
 来る7/4には一学期の保育参観が開催されます。新入園児の方には初めての参観で「期待と不安」の日かもしれませんね。では、参観では何をポイントに見れば良いのでしょうか。
 日常の保育がどのように行われているのか、子どもたちが普段どのような活動をしているのかを当然見ていただきますが、さらに言えば「わが子だけを見つめる」日ではないということです。では誰を見るのか?といえば、「集団におけるわが子」です。クラス全体の中で「うちの子はどういう存在なのか」「先生のお話にどの程度集中でき ているのか」等に目配りしておくと、その後の子育てについて担任との話しがうまく噛み合っていきます。
 また、家で見せる姿や表情と、集団生活の中で見せるそれがまったく違うという子も珍しくありません。そんな“初めて見るわが子の実態(?)”もウォッチングしておきましょう。もっとも、お母さんが幼稚園にいるだけで、いつも以上に張り切ったり落ち着かなかったりする場合もありますから、少々割り引いて観察する必要もあるかもしれません。
 もうひとつのポイントは、先生の子どもへの語りかけ方・接し方です。お母様方より年が若くても、子育て経験がなくても、そこは保育のプロです。「こんなときにはこういう言い方をするのか」とか「大人がこう動くと子どもはこう反応するんだ‾!」などなど参考点が沢山あるはずです。これを日々の子育てに役立てましょう。数十人の子どもたちをまとめあげていく手腕も是非見てください。