栃木県 二宮町 せんだん幼稚園 理事長コラム

戻る

子供たちの力
 いよいよ生活発表会ですね。一年を締めくくる発表行事として、保護者の皆様方も楽しみにされていることと思います。今日(1/29)、園内は各クラス一丸となってよりよい発表ができるよう、最後の練習に励んでいます。
 本番での発表は1回きり、アッという間(特に合奏など)ですね。ご覧になられる保護者の皆様も集中(緊張?)されると思います。緊張で思うような発表にならない子もいるかもしれません。でも、どの子もこれまで一生懸命練習をしてきました。発表の後は温かい拍手を盛大にお願いします。
 保護者の皆様方はビデオなども撮られると思いますが、それと同時に、その場の発表という表面だけを見るのではなく、そこに至るまでの子供達一人一人の園での生活の過程(直接目に見えない生活過程の発表)というものにも是非、想いをはせてあげて頂きたいと思います。
 特に当園の年長さんの発表は幼稚園児という一般概念の彼方(?)にあるとでも評されるものですが、それは単にここ1‾2ケ月の練習の結果による、というものではありません。ゼロからのスタートではたとえどんなに特訓したにせよここまでの発表ができるようにはならないでしょう。当日ご覧になれば、[行事だからと・・付け焼き刃の練習・特訓]で発表できるようになったレベルの内容ではないことは、誰の目にも明らかになることでしょう。
 目には見えないかもしれませんが、子どもたちの内面には入園‾2年、3年という月日の中で経験した様々な活動の積み重ね、それによって育った知性、感性といったものがあたかも木の年輪の如く培われています。そしてそれを幹として今回の発表が初めて形(枝・葉)になっています。
 このような発表を当然のごとくこなしてしまう当園の子たちはやはり他の幼稚園児と比べてその幹の出来が違ってきているのだと思います。自慢話で恐縮ですが、総幼研の理念を軸とした当園の教育によって育った子どもたちの実力がそこにあらわれていると自負しています。
 運動にすれ、勉強にすれ、何事につけても一朝一夕、一夜づけではいかないものですね。楽しく、興味を持ちながら、集中し、励む、という日々の時間の積み重ねがやがて、とてつもなく大きな力を発揮するものです。人は人生の中で様々な課題・目標にチャレンジしていきます。その成功への鍵がどこにあるのか、という大切なヒントを子供達は園での生活で実体験してきていると言えましょう。
 生活発表会で披露されるのはそんな子どもたちの力です。