栃木県 二宮町 せんだん幼稚園 理事長コラム

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 さて、秋が深まりゆく中、木々の葉っぱの色づきとともに、園内では子供達のさらなる活気を感じています。子供達の様子にはこれまでの行事をこなした自信とさらなる活動への期待やチャレンジ心がみなぎってきているようです。正に実りの秋爛漫ですね。
 どんぐりや落ち葉を使った季節ならではの製作や、散策など、季節感豊かな当園の環境を活用し「秋」を充分に味わえるよう、留意していきたいと思っています。
 ・・しあわせ考察・・/法話より
魔法の言葉「ありがとう」・・感謝によって繋がる命
 人間誰でも[しあわせ]を願って生きています。なのに、不幸な事件が後を絶たないのはどうしてでしょうか?。食べ物の例だけをとっても、中国ではミルクにメラミンという毒が混ぜられて流通し、天文学的な人々が健康被害を受けています。日本でも産地偽装や、消費期限の改竄、事故米の不正流通など、枚挙にいとまがありません。このような事件が起こる背景には、他人や他の物を軽視し、自分や自分の物のみを重視する個人エゴイズムがあります。「自分さえ、自分の周りさえ良ければいいんだ、それがしあわせなんだ」、という思いこみがあるのでしょう。でも、少し頭を働かせれば分かると思いますが、自分のしあわせ、自分の命は自分だけで成り立っているものではありません。自然の恵みや、他の多くの人たちの努力や労働など、直接目には見えなくても、無限に連なる無限の命の連携によって支えられているものです。個人エゴイズムの暴走は、この大切な真理=法則に反するものです。その行き着く先は、結局のところ、自己破綻という不幸です。世の中に、他を顧みず、自分勝手なことばかりやって他を欺き、傷つけ、汚して、こころからしあわせになった人がいるでしょうか?。人は他との繋がりの中でしか、生きることはできません。他を害することは、自分を害することを意味します。
 まず、自分は周りの支えがないと生きられない存在であることをしっかりと自覚しましょう。そして、それらの支えに心から感謝をしましょう。自分の感謝の気持ちを降り注げば、それらはしっかりと自分の味方になってくれるものです。感謝の心によって、命と命がしっかりと繋がり、互いに利する関係となります。
「ありがとう」という感謝の言葉には、しあわせを実現する「しくみ」= 法則がしっかりと組み込まれています。