栃木県 二宮町 せんだん幼稚園 理事長コラム

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 新年度スタート
 平成20年度がスタートしました。入園、進級、誠におめでとうございます。
当園では、又こころ新たに「大きく育て」を愛(合い)言葉として、子供達の確かな成長を願い、日々の教育活動にさらに磨きをかけ、大切なお子さまを育成してまいります。スタッフ一同、鋭意努力してまいりますので、宜しくお願いいたします。
 併せて、保護者の皆様方と幼稚園は共に育ちの環境の要= 両輪となります。ともに手を携えて行けますよう宜しくお願いいたします。
 早寝・早起き・朝ご飯
 新年度の当初は園生活へのリズム付けの時です。
■充分な睡眠と朝食をとる ことを基本に
■遅刻をしない■(病気でない限り)園を休まないようにしましょう。ご協力宜しくお願いいたします。

 子ども部屋は一階に ・・ 最近の事件に思う
 昨今、"通り魔殺傷"という誠に不可解で理不尽な事件が連続して発生し、世間を震撼させています。犯人曰く「誰でも良かった、人を殺したかった・・」という訳の分からない動機で無差別の殺人に及ぶ・・、犯人は一見普通の青年・・?。
一体これは何なのでしょう・・?。私の記憶を振り返ってみても、少なくても20年以上前にはそのような事件はほとんどなかったように思います。
犯人の若者の心の中にある不可解な"闇"は実は現代社会そのものの陰に潜む"闇"なのではないでしょうか。
◆一見恵まれた家庭、◆周りの期待、◆挫折、◆一人部屋に引きこもる、◆希薄な家族関係、◆ゲーム漬け、など、これらの事件の原因を探る鍵は現代社会の家庭世相の中に潜んでいるように思われます。これら、様々な要因が複合的に重なり合って事件へと発展してしまったものでしよう。では、どうすればよいでしょうか。
これらの中で、留意すれば防げるものに、「部屋への引きこもり」と「希薄な家族関係」そして「ゲーム漬け」があると思います。
その具体的な対策方法は次の二点です。
■子ども部屋は一階に設ける(××二階以上)、■子ども部屋の中に家族共有の物を置く
(タンスなど)ということです。
 昔の日本の家の作りは部屋間の仕切がふすまや障子などで部屋自体の密室性が薄く、また、子どもも多かった為、子どもが家族と隔離された密室にこもるということが起きにくかったです。しかし、現代の家の造りは一人一部屋、互いのプライバシーを尊重する方向に行っていますので、意識して留意しないと親の目を離れて二階の子ども部屋に子どもだけが籠もっている、という事態が起きやすいのです。この同じ家庭内でありながら、互いの干渉をいとも簡単にさけることができる環境は家族関係の希薄化を生みます。それが様々な問題(非行など)を生む土壌となっているように思います。
 お子様が小さい内は家族関係の希薄化などは起きませんが、将来子ども部屋を設ける時がきたら、是非以上の点を思い起こしてください。