栃木県 二宮町 せんだん幼稚園 理事長コラム

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いよいよ生活発表会が近づいてきました。一年を締めくくる発表行事として、保護者の皆様方も楽しみにされていることと思います。
 今(1/27)、園内は各クラス一丸となってよりよい発表ができるよう、最後の練習に励んでいます。インフルエンザに罹ってしまったお子さまもおり、心配ではありますが、先生も子供達も皆、一生懸命なので、なんとか当日は全員が参加できますように、と必死に仏様にお願いしています。
 これまで練習してきた時間に比べますと本番での発表は、アッという間(特に合奏など)に終わってしまいます。当日は緊張して、おもうような演技演奏が出来ない子もいることでしょう。私達大人は兎角そこでの出来ばかりに目を奪われがちですが、大切なのは、そこに至るまでの子供達、先生一人一人の"努力という宝物"だと思っています。目には見えないけれど、皆頑張ったんだ、という事に想いをはせてあげて頂きたく思います。

 「ZEN禅」 中村勘太郎、内田有紀主演を見る
 今話題になっている上記の映画を見ました。当映画は芳全寺の宗派である曹洞宗を開かれた道元禅師の清冽な生涯を描いた感動の歴史ロマン映画であります。実は栃木県内でのロケも行われ、エキストラ出演で県内曹洞宗の多くの寺院方が参加もしています(残念ながら私は不参加・・)。
 主演の中村勘太郎さんは、この映画で座禅の習慣がついたそうですね。「この映画をきっかけに『座る』事がとても落ち着くという事に気付きました。お正月も座禅しました。舞台の前に緊張をほぐすためにね」と座禅の魅力を語っています。
 私達は日常の仕事や人間関係、又、溢れる情報の波の中でこころ忙しく生活しています。座禅というのは、そのような「ざわめき」から距離を置き、身体を整え、呼吸を整え、こころを整える修行です。何も考えずにただひたすら座す、ことで「あるがままの自分」になり、それを素直に受け入れます。ざわめいていたこころの水面が平らに凪ぎ、美しい月が映るまで・・。
 佛典には、「深入禅定 見十方佛」 (深く禅の境地に入ることにより、佛の世界を見る)と説かれています。こころを乱す様々な刺激に満ちた世の中、少しの一時でもいいです。静かに座ってみては如何でしょうか? 
ほとけ様が見えるかもしれません・・。