芳全寺の紹介
芳全寺の歴史
芳全寺は天文14年(西暦1545)に下館第6代城主、後の久下田城主となる水谷出羽守正村入道(水谷蟠龍斎)によって建立されました。
開山は結城市小塙、乗国寺第5世の法嗣、威岩瑞雄大和尚で、現在まで転伝して27世となっています。
山号は蟠龍山と言い、これは正村入道の道号、蟠龍斎に因みます。寺号の芳全は下館第5代城主水谷晴持の道号、芳全軒によるものです。
宗派は曹洞宗に属し、寺格は常恒会といい、曹洞宗三格地の上席で、全国80檀林(今日の学校)の一つで別格寺にあたります。
住職のごあいさつ
水谷蟠龍斎により建立された当寺は、古くは修行道場として多くの学僧が安居し、その歴史は470年以上に及びます。
その間、当寺は人に育てられ、人を育て、人々の帰依と信仰を集め、人々の帰依と信仰に護られてきました。
三度の大火、近年では東日本大震災に罹災しつつも復興を果たせたのも、人々の帰依と信仰のご加護の賜と思います。
当寺は変遷する時代の要請に沿って、皆さまのニーズを伺いつつ発展し続けてまいりました。
人々の暮らしに不安や迷いがある現代社会、深い歴史と信頼のある当寺にぜひご相談ください。
<略歴>
大本山永平寺別院長谷寺安居
栃木県宗務所第四教区長、栃木有道会副会長等歴任
曹洞宗 蟠龍山 芳全寺 紹介Movie(栃木県真岡市)