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大本山永平寺 御征忌に行ってきました

去る9月26日(木)、当山27世荒木龍胤が焼香師(≒法要の導師)として、高祖承陽大師(道元禅師)を敬う法要の一座を務めました。詳細については1月に配布する寺報にてご案内予定ですが、御征忌や永平寺山内の様子を少しご紹介します💡

御征忌とは

 9月29日は道元禅師のご命日で、23日より29日までの一週間、報恩の行持「御征忌」が大本山永平寺で行じられます。

 道元禅師は建長五(1253)年永平寺の住職を懐奘禅師に禅譲され、その後間もなく療養の為に京都へ上洛されます。そこで俗弟子覚念の邸宅において手厚い看護を受けられますが、病状は回復されることなく、8月28日(陽暦9月29日)、大勢の方々に見守られながら54年のご生涯を閉じられたのです。

 その道元禅師のご遺徳を偲び、760年以上にわたり毎年御征忌が行じられているのです。自らが正伝の仏法を学び、行じ、伝えていくことを改めて誓う行持がこの「御征忌」なのです。

永平寺の境内も散歩してきました

前回私が永平寺に行ったのが2022年の1月。和尚の位となるために瑞世(ずいせ)という一日導師を務めた際に行った以来2年8ヶ月ぶりです。当時は真冬で境内の散策などとてもできる状況ではなかったので、今回良い機会に境内を巡ってみました。最高の秋晴れの下、参拝者がいない時間帯に散歩をすると、所々木々の隙間から照らされる光が神々しく映り、得も言われぬ感動を味わいました。

永平寺の境内散策【曹洞宗大本山永平寺】

おまけ(左:2022年1月 右:2024年9月)

季節の変化がよく分かると思います💡

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徒弟・荒木玲音

曹洞宗芳全寺徒弟/認定こども園せんだん幼稚園総務・保育教諭 コンサルティングファームでの経験を活かしたデジタル活用が得意 仏教を分かりやすく伝えるために日々勉強中です

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