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除夜の鐘

毎年恒例行事となっております当山除夜の鐘ですが、本年も実施させて頂くことにいたしました(ただし、感染の影響による状況次第では急遽中止とする可能性もございます。その場合はご容赦下さい)。

前回同様、12月31日23時30分より鐘撞きの準備をし、例年通りに23時40分ごろから除夜の鐘撞きを行います。

除夜の鐘を撞きにいらっしゃる方は、23時40分から0時20分頃までに当山まで御参詣下さい(108回撞き終わった時点で終了となります)。

「除夜」とは、昔の時間の概念である「六時(晨朝・日中・日没・初夜・中夜・後夜)」の中で、「初夜」から「後夜」に移る間の刻のことを言います。

今で言えば大体22時から午前2時の時間帯になりますが、当山では例年の慣例に従い、1月1日0時前後に鐘撞きを行っております。

除夜の鐘は、新年を迎えるにあたり、その前に旧年の禍事を鎮め、新たな年が良い年になるように、仏法の象徴である梵鐘を響かせて魔を払う意味があります。

本年も、年の始めに皆様の罪業消滅・抜苦与楽・平穏無事を祈念し、お勤めさせて頂きます。

皆様、良いお年をお迎え下さい。

合掌

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住職・荒木龍胤

芳全寺住職/学校法人芳全寺学園理事長 最近のマイブームは愛犬を愛でること

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