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道元禅師御征忌 報恩法脈会

御征忌とは

 9月29日は道元禅師のご命日で、23日より29日までの一週間、報恩の行持「御征忌」が行じられます。そして永平寺東京別院では、同じ日に行うわけにはいきませんので、1ヶ月遅れの今年は10月29日から31日までの3日間、関東地方の僧侶を中心として同じように御征忌の大法要を営みます。

 道元禅師は建長五(1253)年永平寺の住職を懐奘禅師に禅譲され、その後間もなく療養の為に京都へ上洛されます。そこで俗弟子覚念の邸宅において手厚い看護を受けられますが、病状は回復されることなく、8月28日(陽暦9月29日)、大勢の方々に見守られながら54年のご生涯を閉じられたのです。

 その道元禅師のご遺徳を偲び、760年以上にわたり毎年御征忌が行じられているのです。自らが正伝の仏法を学び、行じ、伝えていくことを改めて誓う行持がこの「御征忌」なのです。

 永平寺東京別院では、法脈会(ほうみゃくえ)という禅師さまから戒を授かる法要も同時に行われます。当山からは徒弟の玲音が随喜させていただきます。お申込みは長谷寺受処までご連絡ください。

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住職・荒木龍胤

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